のにっき

初めてのラノベ ~ ファンタジー編~

初めてラノベを読む方へ。

1冊目におすすめのラノベをジャンルごとにご紹介します。

今回はファンタジーものに絞ってご紹介!

この素晴らしい世界に祝福を【全17巻】

ジャンルと評価

異世界転生ほのぼの日常コメディー

・読みやすさ :★★★★★

・コメディ度 :★★★★★

・ガチ度   :★★☆☆☆

・熱盛度   :★★★★☆

・ストーリー性:★★★★☆

あらすじ

引きこもり気味の佐藤カズマが、

女の子を助けて車にひかれて死ぬ(仮)ところからストーリーが始まる。

死後の世界で、異世界に転生させる代わりにチート能力がもらえることに!

「引きニートのあんたに何の期待もしてないから~・・・」

案内役の女神の一言に切れたカズマはもらえるチート能力を口にする

「・・・・・じゃあ、あんた」

カズマはチート能力として女神アクアを手に入れた!

ゲスで人間臭いヘタレ引きニートのカズマとポンコツ駄女神のアクア。

さらにドMな美人騎士と中二病な魔法使いっ娘が仲間になり、

ダメダメだけど憎めないパーティのドタバタコメディ物語が始まる!

感想

 私が読んだラノベの中で、初めてのラノベとして

ダントツにお勧めしたい作品です

読みやすい!超完ぺきな形で完結している!超面白い

この3つが揃っているラノベは見たことないです。

まず読みやすさ!

このラノベは、登場するキャラ達すべてに強い個性があります。

なので、会話を聞いていると話し方や行動に強い個性がにじみ出ていて

説明文がなくても誰が何をしているのかすぐに想像できるのです。

ほかの作品では会話の間に、キャラの動きを説明する場面でも、

キャラの会話だけで動きも感情もびしびし伝わってくる。

キャラたちの描写力が圧倒的に上手いため、読みやすさは最強です。

そして完ぺきな形で完結!

このラノベは全17巻(スピンオフ作品は除く)で完結しています。

この17巻の中で、ダラダラしていた巻は一切ありません。

1巻から最高に面白いなぁと感じてから17巻まで、

ずっと最高に面白いまま終わってしまいました。

コメディ描写を描きながらも、しっかりしたストーリーは進んでいき、

最後も想像を超える形で物語の幕を閉じます

笑いあり、笑いあり、笑いあり、涙あり。。。。

ぐらいのペースでノンストップな冒険活劇でした。

始まりから終わりまでの完ぺきなストーリー展開っぷりは、

スラムダンク以来じゃないかと思います。ほんとに!

最後に面白い!

この作品は、コメディ+ファンタジーです。

いい意味で、万人受けするジャンルだと思いますので

誰もが第一歩として読むラノベとしてお勧めできると思います。

私が人生で一番読み返せたラノベの1つです。

※この読み返せるというのは非常にすごいことなんです!

キノの旅【全22巻】

キノの旅 the Beautiful World (電撃文庫)

キノの旅 the Beautiful World (電撃文庫)

 

ジャンルと評価

1話完結型、キノと旅するファンタジー旅日記

・読みやすさ :★★★★★

・コメディ度 :★★☆☆☆

・ガチ度   :★★★★☆

・熱盛度   :★★☆☆☆

・ストーリー性:★★★★☆

あらすじ

キノと名乗る少女が、喋るバイクのエルメスとのんびり旅行する話。

エルメスに乗って様々な国に旅するのだが、

旅先の国々が大クセにまみれた特色を持っている。

ほのぼの旅行とはかけ離れた、苦くてしょっぱい、、、

だけど何だかんだでジーンとくる。心にしみるキノの旅物語。

感想

このラノベを初めての方にお勧めする理由は、

文字に押しつぶされない、初心者向けのストーリー構成だからです。

1話完結物のため、途中のストーリーを忘れても問題なく楽しむことができます。

好きな時に好きなところから読める。

初めてラノベを読む方も安心して読んでいただける作品です。

また、短編なのにどのラノベよりも深く考えさせられる内容になっています。

人という物の良い所、悪い所の極地を国の特色として描写したうえで、

客観性を極めたキノがそれに向き合うお話です。

今度はどんな国が待ってるのか?キノはどう行動するのか?

本筋が繋がってない短編だからこそ、先の読めない展開が楽しめます。

細かな空き時間に読める作品ですので、ぜひ読んでみてください。

私が人生で一番読み返せたラノベのもう1つです。

※この読み返せるというのは非常にすごいことなんです!

とある魔術の禁書目録【続49巻】

とある魔術の禁書目録 (電撃文庫)

とある魔術の禁書目録 (電撃文庫)

  • 作者:鎌池 和馬
  • 発売日: 2004/04/08
  • メディア: 文庫
 

ジャンルと評価

不幸な無能力者が不幸な能力者を救う英雄譚

・読みやすさ :★★★★★

・コメディ度 :★★★★☆

・ガチ度   :★★★★★

・熱盛度   :★★★★★

・ストーリー性:★★★★★

あらすじ

ここは学園都市という科学の発達した場所で、

学生は科学パワーで超能力が使える能力者で溢れかえっていた。

その年で暮らす「不幸だぁ・・・」が口癖の高校生、上条当麻

当麻は学園都市の中でも能力が使えない「無能力者」だった。

口癖通り、不幸体質の当麻に新たな不幸が・・・

空から修道服をきた少女が降ってきた。

呼び込んだ不幸を見捨てることはできないお人好しな性格で、

少女を追ってきた炎を操る能力者や魔法剣士に立ち向かう当麻。

 「無能力者」の当麻の唯一生まれ持った力は

「右手に触れた異能を消す力」

少女を救うため、科学と魔法が交差する世界で当麻の冒険が始まる。

感想

このラノベは、1巻が最強に面白いです。

ラノベの面白さがこの1巻に詰まっているといっても過言じゃないです。

ラノベ特有の細かく作り込まれた世界観。

突拍子もないけどなんかしっくり来るキャラ設定やストーリー展開。

漫画じゃ描写できない、ラノベならではの面白さに引き込まれる1巻です。

だからこそ初めてのラノベにおすすめしたいです!

ただ、上記2作品と違ってこの作品には注意が必要です。

途中からめちゃくちゃダレます。。。

だからこそこの作品の読み方は、

1巻から飽きるまで読んで、飽きたら読むのをきっぱりやめる。

この気持で読みすすめることをおすすめします。

幸いこの作品は、

ちょうどいい辞め時がいくつも用意されています。

だからこそ、無理に全巻買わないで、楽しめるところまで読みましょう!

私は惰性で全部読んでますが、

40巻超えたあたりから面白いと思ってません。

ただ最後が気になるから読んでいるだけの作品に成り下がりました。

ただ1巻は最強ですので、

ラノベ特有の面白さを感じたいのであれば、ぜひ読んでみてください!

ティアムーン帝国物語【続4巻】

ジャンルと評価

わがまま姫がギロチンに処された後、過去に戻って過去を変える話

・読みやすさ :★★★★☆

・コメディ度 :★★★★☆

・ガチ度   :★★★★☆

・熱盛度   :★★★★☆

・ストーリー性:★★★★☆

あらすじ

「パンがなければケーキを食べればいいじゃない」

食糧難で崩壊した帝国の姫であったミーアはわがままが止まらなかった。

国民たちの革命で、ミーアはギロチンの刑に処される。

しかし首を斬られたと思ったら意識が戻ったところは自室のベットの上だった。

しかも、帝国が崩壊する前まで時が戻っており、ミーアも子供になっていた。

夢かと思ったミーアだが、その手には自分の血に染まった日記帳が。。。

中身は自分も国も崩壊する未来がミーアの字で書かれていた。

帝国の崩壊が未来に起こるものだと確信したミーア。

ギロチンを回避するため、愚かな自分と決別し、

国を変えるために動き出すわがまま姫の成長譚。

感想

このラノベは、キャラの心情描写がとても秀逸です。

大まかな話は、姫という国のトップに立ちながらも

わがままを捨てて、国のために行動する姫の成長物語ですが、

姫の行動に対して、周りの評価と姫自身の心情が大きくすれ違う。

だけど、だからこそ結果上手くいく、

まるでアンジャッシュのコントを見ているような作品です。

姫と周りのすれ違う心情を、うまく描写できているので、

読者としてすべてを理解できて、すごくほんわかできる面白さがあります。

巧みな描写で父性・母性をくすぐってくるので、

気づいたら主人公を応援してしまう引き込まれる作品です。

巻数は4巻と少ないですが、3巻で一区切りつくのでそこまで読んでみてください。

分かりづらい設定もなく、話に入っていきやすいです。

ぜひ、初めてのラノベに読んでみてください。

 

以上です。

ファンタジー物はまだまだおすすめのものがあるのですが、

気づいたら1時を過ぎていたのでこの辺でやめておきます。。。

文字を書くのって時間がかかりますね。

明日も仕事なのに、過去に読んだラノベ思い出してたら

目が冴えに冴えまくっちゃいました・・・・おやすみなさい。